吾妻鏡入門事典・・解説参考文一覧(五十音順)
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進行状況：12巻建久3年(1192)7月24日まで整理済
字の地及び地名事典 寺社仏閣事典 人名(名字とあざな)事典 名前(実名)事典 陰陽師天文宗教用語
あ行 い う え お
か行 き く け こ
さ行 し す せ そ
た行 ち つ て と
な行 に ぬ ね の
は行 ひ ふ へ ほ
ま行 み む め も
や行 ゆ よ
登場者死亡記事一覧
治承四年(1180)五月大廿六日 以仁王も光明山の鳥居の前で命を落とされました。〔年は三十だそうです。〕
治承四年(1180)五月大廿六日 入道源三位頼政様とその子供〔仲綱、兼綱、仲宗〕と婿の足利義房
治承四年(1180)五月大廿六日 源朝臣仲綱
治承四年(1180)五月大廿六日 源兼綱
治承四年(1180)五月大廿六日 源仲宗〕
治承四年(1180)五月大廿六日 婿の足利判官代義房
治承四年(1180)八月小十七日 堤権守信遠・定綱と高綱が後ろから来て戦いに加わり信遠を討ち取ってしまいました
治承四年(1180)八月小十七日 平山木兼隆・盛綱も景廉も命令どおり、兼隆の屋敷に入って兼隆の首を取りました
治承四年(1180)八月小廿三日 佐那田義忠・と武藤三郎、それに部下の豊三家康が命を落としました
治承四年(1180)八月小廿三日 武藤三郎・、それに部下の豊三家康が命を落としました
治承四年(1180)八月小廿三日 豊三家康・が命を落としました
治承四年(1180)八月小廿四日 北條三郎宗時・は土肥から桑原に下り平井郷へ向かうとき早川で平井久重に討ち取られました
治承四年(1180)八月小廿四日 工藤介茂光・は怪我のため歩けなくなったので自殺しましたとさ
治承四年(1180)八月小廿七日 三浦義明(八十九歳)・は川越太郎重頼、江戸太郎重長軍に討ち取られました
治承四年(1180)九月大十三日 紀季經・下総国府の代官
治承四年(1180)十月小三日 伊北庄司常仲・は長佐六郎の甥なので殺すことにしましたとさ
治承四年(1180)十月小十四日 長田入道忠致の子供二人が討たれ
治承四年(1180)十月小十四日 橘遠茂(駿河目代)・捕虜となり、加藤太光員は目代の橘遠茂を討ち取り
治承四年(1180)十月小十七日 波多野右馬允義常・を討つ為に軍隊を派遣した処、義常はこれを聞いて下河邊庄司行平達が到着する前に松田で自殺しました。
治承四年(1185)十月小廿日 飯田五郎家義子息太郎
治承四年(1185)十月小廿日 伊藤武者次郎
治承四年(1185)十月小廿日 印東次郎常義
治承四年(1185)十月小廿六日 大庭三郎景親
治承四年(1185)十一月四日 佐竹太郎義政
治承四年(1185)十一月十二日 荻野五郎俊重
養和元年(1181)閏二月四日 平淸盛
養和元年(1181)三月十日 源義円(乙若丸)
養和元年(1181)四月十九日 平井紀六
養和元年(1181)九月三日 越後平氏 城資永
寿永元年(1182)九月小廿五日癸巳土佐冠者希義、蓮池権守家綱と平田太郎俊遠に殺害される
寿永二年(1183)十二月二十二日 上総權介廣常、梶原平三景時に双六の席上でを暗殺する
寿永三年(1184)正月廿日 木曾冠者義仲(三十一才)清和源氏頼朝従兄弟
寿永三年(1184)正月廿日 志田三郎先生義廣 清和源氏頼朝叔父
元暦元年(1184)四月二十六日。清水義高、入間河原で堀藤次親家の部下の藤内光澄がを殺した事を報告
元暦元年(1184)六月小十六日癸酉。一条次郎忠頼、御所の宴会中に天野藤内遠景に暗殺される
元暦元年(1184)八月二日 佐々木源三秀義 佐々木源三秀義は、五郎義清を伴って合戰をしていましたが、平家のために撃ち殺されてしまいました
文治元年(1185)十月二十六日乙亥。土佐房昌俊、義経に六条河原で斬首。
文治二年(1186)三月九日 武田太郎信義(五十九才)
文治二年(1186)六月二日 池大納言頼盛
文治二年(1186)九月二十二日 佐藤忠信
文治三年(1187)十月大廿九日 藤原秀衡
文治四年(1188)四月二十五日 千手前(二十四才)
文治五年(1189)三月大五日 平時忠(六十二才)能登時国家先祖
文治五年(1189)閏四月大卅日 源九郎義經(三十一才)
文治五年(1189)九月三日 藤原泰衡(三十五才)
建久元年(1190)四月二十日 一条能保室頼朝姉(四十六才)
建久四年(1193)二月廿五日 北条時定(四十九才)
建久四年(1193)五月廿八日 工藤左衛門尉祐經、曽我兄弟に討たれる。
建久四年(1193)五月廿八日 曽我十郎祐成、新田四郎忠常に討たれる
建久四年(1193)五月廿九日 曽我五郎時致、祐経息犬房丸家人鎮西中太に斬首
建久四年(1193)十一月廿八日 安田越後守義資、梶原源太左衛門尉景季の妾に聴講中に艶文を渡し梟首される
建久十年(1199)正月十三日 源頼朝
正治二年(1200)正月廿日 梶原景時
同 梶原景季 太郎
同 梶原景高 次郎
同 梶原景茂 三郎
同 梶原景国 六郎
同 梶原景宗 七郎
同 梶原景則 八郎
同 梶原景連 九郎
正治二年(1200)正月廿三日 三浦介義澄(七十四才)
正治二年(1200)六月大廿一日 岡崎四郎平義實法師卒年八十九。三浦庄司義繼四男云々。
建仁元年(1201)三月廿四日 千葉介常胤(八十四才)
建仁二年(1202)正月十四日 新田大炊助義重
建仁三年(1203)六月廿三日 阿野全定
建仁三年(1203)九月二日 比企四郎能員
同 比企一族 三郎、四郎、五郎、河原田三郎 余一兵衛尉
同 笠原十郎親景
同 中山五郎爲重
同 糟谷藤太有季
同 一幡
同 渋川刑部丞
同 九月五日 堀藤次親家
同 九月六日 新田四郎忠常 弟五郎 弟六郎
元久元年(1204)七月十八日 源頼家
元久元年(1204)十一月五日 北条政範(十六才)
元久二年(1205)四月九日 佐々木太郎定綱
元久二年(1205)六月廿二日 畠山重保
同 畠山次郎重忠(四十二歳)
同 畠山小次郎重秀(二十三歳母は足立右馬允遠元女)
同 加治次郎宗季
元久二年(1205)十一月十五日 相馬次郎師常(六十七才)
承元二年(1208)閏四月三日 小野義成
承元二年(1208)九月十四日 熊谷次郎直實
承元二年(1208)十二月十八日 正五位下行 掃部頭 藤原朝臣 中原親能法師(法名寂忍) 率す(年六十六。時于在京す)
承元三年(1209)五月廿八日 梶原兵衛太家茂 梶原景茂の子
承元四年(1210)四月九日 懷嶋平權守景能入道、相摸國に於て率。大庭景能
建保元年(1213)五月三日 土屋大学助義淸
同 和田左衛門尉義盛(六十七才)
同 和田四郎左衛門尉義直(三十七才)
同 和田五郎兵衛尉義重(三十四才)
同 和田六郎兵衛尉義信(二十八才)
同 和田七郎秀盛(十五才)
建暦三年(1213)八月小廿九日 大江広元息女(六才)
建保三年(1215)正月八日 北條遠江守時政(七十八才)
建保三年(1215)六月小五日 葉上坊僧正栄西が、亡くなりました。
建保六年(1218)四月小十日 午剋。千葉介平成胤卒(千葉介胤正男也)
承久三年(1221)八月大三日 寅尅。檢非違使從五位下行左衛門少尉藤原朝臣加藤景廉法師(法名覺蓮房妙法)卒。
承久三年(1221)八月大九日 丑刻。散位從五位下三善朝臣康信法師(法名善信)卒(年八十二)。
貞應三年(1224)三月小廿三日 伊賀三郎左衛門尉光資卒す。日來脚氣を煩うと云々。是、伊賀守朝光が三男也。
貞應三年(1224)六月十三日 北条前陸奥守義時(六十二才)
嘉祿元年(1225)六月大十日 前陸奥守 正四位下 大江朝臣廣元法師(法名覺阿)卒。七十八。日來痢病を煩うと云云。
嘉祿元年(1225)七月小十一日 丑刻。二位家薨ず。御年六十九。是前大將軍が後室、二代將軍の母儀也。
嘉祿三年(1227)八月大一日 内藤左衛門尉盛家法師歸黄泉(年八十九)老病之上。惱痢病。臨終正念云云。
嘉祿三年(1227)八月大十三日 今日申刻。京都飛脚參着。去七日。太政大臣家御臺所依赤痢病御早世之由申之。將軍家御外祖母也。
嘉祿三年(1227)十一月大四日 御所の女房 阿波局 卒去す。武州の大叔母也。
安貞二年(1228)二月小四日 今日。故下野大掾政光入道妻尼(号網戸尼)卒去(年九十一)。是八田武者所宗綱女。左衛門尉朝光母也。故右大將家(頼朝)并禪定二位家(政子)殊令重之給云々。
安貞二年(1228)五月小十六日 後藤左衛門尉基綱申云。去月廿九日前右宰相中將(實雅卿)於越前國薨(年三十云々)是去元仁元年被配流彼國訖。基綱者守護人也。
安貞二年(1228)五月小廿八日 午刻。千葉介胤綱他界。年廿一。
安貞二年(1228)九月大廿六日 京都使者參着。去十六日七條院崩御云々(御年七十二)
寛喜二年(1230)四月大九日 辰刻。越後守朝時朝臣妻室率去。(大友能直娘)
寛喜二年(1230)七月大廿六日 酉刻。去十五日誕生少兒(駿河次郎息女)卒去。
寛喜二年(1230)八月小四日 酉刻。武州御息女(駿河次郎妻室)逝去(年廿五)産前後數十ケ日惱乱。遂以如斯。
天福二年(1234)七月小廿七日 寅剋御産(兒死而生給)御加持弁僧正定豪云々。御産以後御惱乱。辰剋遷化(御歳卅二)是正治將軍姫君也。
天福二年(1234)八月大廿一日 武州家令尾藤左近入道々然。依所勞辞職。平左衛門尉盛綱補其闕云々。同廿二日。左近將監藤原景綱法師(法名道然)死去云々。
文暦元年(1234)十一月廿八日 前伊賀守從五位下源朝臣義成卒(七十八。号里見)是幕下將軍家寵士也。親踈莫不惜之。
文暦二年(1235)五月小十五日 土屋左衛門尉平宗光卒(年五十二)
嘉禎二年(1236)四月小六日 巳刻。前駿河守從五位下藤原朝臣季時法師(法名行阿)卒。中原季時
嘉禎二年(1236)八月大廿五日 寅刻。前出羽守從五位下藤原朝臣家長卒(年七十二)中條家長
嘉禎四年(1238)二月大十六日 從五位下行隱岐守藤原朝臣行村法師(法名行西)卒(年八十四)二階堂行村
嘉禎四年(1238)三月大卅日 小山下野守從五位下藤原朝臣朝政法師(法名生西)卒(年八十四)小山朝政
嘉禎四年(1238)六月大十四日 前加賀守從五位上三善朝臣康俊卒(年七十二)
延應元年(1239)十月小十一日 齋藤左兵衛尉藤原長定法師〔出家名は浄円〕が亡くなりました〔年は43才〕。
延應元年(1239)十二月大五日 未刻。前駿河守正五位下平朝臣義村卒。頓死。大中風云々。三浦義村
延應二年(1240)正月大廿四日 今曉正四位下行修理權大夫平朝臣時房卒(六十六)北条時房
仁治元年(1240)九月大八日 戌尅。施藥院使正四位上丹波朝臣良基卒(年五十五)
仁治元年(1240)閏十月廿三日 丑刻、前陰陽權助正四位下安倍朝臣親職卒す。
仁治元年(1240)十一月十九日 長沼前淡路守從五位下藤原朝臣宗政法師死す〔年七十九〕。
仁治元年(1240)十二月十五日 左衛門尉藤原基行法師法名行阿死年四十二。
仁治二年(1241)五月小廿八日 長井散位從五上(位カ)上大江朝臣時廣法師卒。
寛元々年(1243)九月大廿日 戌刻。散位從五位下淸原眞人季氏死去(年六十五)
寛元々年(1243)九月大廿七日 正六位上越後守掃部助平朝臣時景卒(年三十八)
寛元二年(1244)九月小廿八日 尼三條局卒去。
寛元三年(1245)四月小六日 入道從四位下行遠江守平朝臣朝時法名生西卒。年五十三。數月惱脚氣痮病等云々。公私莫不惜之云々。
寛元三年(1245)九月小四日 寅尅。武州室家卒去(年十五)。是宇都宮下野前司泰綱息女也。
寛元四年(1246)閏四月小一日 今日。入道正五位下行武藏守平朝臣經時卒法名安樂。年三(ニ)十三。
寳治元年(1247)三月大二日 今曉寅刻。足利宮内少輔泰氏室卒去是左親衛妹公也云々。
寳治元年(1247)五月小十三日 未尅。御臺所遷化年十八。日來御不例之間。祈療雖被竭其功。終及御大事也。是故修理亮時氏之息女。左親衛乙妹也。左親衛渡御若狹前司舘。依御輕服也。
寳治元年(1247)六月大五日 泰村以下 宗爲之輩 二百七十六人、 都合五百余人自殺令む。
同 能登前司光村
同 駿河四郎家村
同 平内左衛門尉長尾景茂
同 毛利入道西阿
同 岩崎兵衛尉
寳治元年(1247)六月大七日 上総權介秀胤、 嫡男 式部丞時秀、次男 修理亮政秀、三男 左衛門尉泰秀、 四男 六郎景秀 下総次郎時常
寳治元年(1247)十一月廿三日 從五位上行伊豆守藤原朝臣尚景死(年廿五)。大夫尉景廉男也。
寳治二年(1248)五月小十八日 秋田城介入道(号高野入道。法名覺地)卒(于時在高野) 從五位下行出羽權介藤原朝臣景盛(法名覺地号大蓮房) 藤九郎盛長男 母丹後内侍
寳治二年(1248)十月大廿四日 從五位下行大炊權助藤原朝臣親秀法師法名寂秀卒。年五十四豊前々司能直男也。
建長二年(1250)十月小十四日 前周防守從五位下藤原朝臣朝親法師卒云々。
建長三年(1251)五月大五日 入道相摸三郎資時法名眞昭卒年五十三。修理權大夫時房朝臣三男也。三番之引付頭人也。
建長三年(1251)六月小廿二日 前攝津守正四位下中原朝臣師員法名行嚴卒。歳六十七助教師茂男也。
建長三年(1251)十一月十八日 京都之飛脚到着。去十四日酉尅。准后將軍家御祖母。御年六十一遷化。日來不食之由申之。
建長四年(1252)五月小廿二日 辰刻。從五位下右近將監平朝臣時兼卒。
建長四年(1252)六月大十七日 大和守從五位上藤原朝臣祐時卒。(伊東)
建長四年(1252)六月大十九日 今日。六波羅使者參着。去八日。宣陽門院(觀子内親王)崩御云云。
建長四年(1252)八月小廿六日 前備前守從五位下平朝臣時長卒去。朝時子。三郎
建長四年(1252)九月大廿九日 下妻修理亮藤原朝臣長政卒。
建長五年(1253)六月小三日 巳尅。秋田城介從五位上藤原朝臣義景法師卒法名願智。卒年四十四。
建長五年(1253)十二月大九日 從五位下藤原朝臣行盛法師法名行然卒年七十三。
建長五年(1253)十二月廿一日 前甲斐守正五位下大江朝臣泰秀卒年四十二。
建長六年(1254)二月大廿四日 酉刻。結城前上野介從五位下藤原朝臣朝光法師法名日阿卒年八十七。
建長六年(1254)三月小十六日 掃部助實時之母儀卒去云々。
建長六年(1254)十一月廿一日 入道正四位下行左馬頭源朝臣義氏法名正義卒年。(足利)
建長八年(1256)正月大十六日 越前兵庫助政宗 卒す〔年五十四〕。二番引付の右筆也。
建長八年(1256)四月小十日 武州前刺史禪室後室禪尼依不食所勞逝去季七十。相州依此事着服。五十日御服暇云々。
建長八年(1256)六月小八日 尾張三郎平頼章卒時章二男。
建長八年(1256)六月小廿七日 奥州禪門息女宇都宮七郎經綱妻卒去。々比流産。其後煩赤痢病云々。
建長八年(1256)八月小八日 信濃僧正道禪入滅年八十八
建長八年(1256)十月大二日 六波羅飛脚參着。去月廿七日四宮雅尊親王薨御。又廿四日。前將軍三位中將家御早世之由申之。
建長八年(1256)十月大三日 散位從五位上三善朝臣康連卒年六十四。
康元々年(1256)十月大九日 相國御息女遷化云々。
康元々年(1256)十月大十三日 相州姫君卒去。日來有御祈祷。日光法印尊家被修愛染王供。法印淸尊爲千手供。阿闍梨頼兼驗者各有事已後。破壇退出云々。
康元々年(1256)十一月大二日 丑剋。六波羅飛脚參着。去月廿七日。ゝゝ遷化院御妹。將軍家御輕服。仍所被閣政務也七ケ日。
康元二年(1257)正月大十三日 酉尅。若槻前伊豆守從五位下源朝臣頼定卒年七十九。
康元二年(1257)正月大廿五日 伊賀散位從五位下藤原朝臣光宗法師法名光西卒年八十。
正嘉元年(1257)十月大廿六日 前備後守從五位上三善朝臣康持卒年五十二。
弘長元年(1261)四月大廿六日 亥尅。前隼人正從五位上藤原朝臣光重法師法名光心卒。
弘長元年(1261)六月大廿三日 相模禅師厳斎(政村息)がお亡くなりになりました。
弘長元年(1261)七月大十八日 三位権僧正頼兼が亡くなりました〔年は七十七です〕。大納言源師頼の孫です
弘長元年(1261)九月大四日 午後四時頃、法印権大僧都審範が亡くなりました（年は七十三歳です）。熱田神宮の大宮司で六位の藤原季範の子孫です。
弘長元年(1261)十一月大一日 前下野守正五位下藤原朝臣宇都宮泰綱〔年は五十九で、その時は京都に居ました〕が亡くなりました。
弘長元年(1261)十一月大三日 午前三時過ぎに、入道従四位上行陸奥守平朝臣北条重時が亡くなりました〔年は六十四歳で、極楽寺の別荘に住んでいました〕。
弘長三年(1263)六月大十三日 駿河六郎有義が亡くなりました。相州政村と左典厩北条時宗は軽い喪に服します。
弘長三年(1263)八月大十四日 子刻。前太宰小貳正五位下藤原朝臣爲佐法師法名蓮祐卒年八十三。
弘長三年(1263)九月大三日 午尅。從五位上行刑部權少輔大江朝臣政茂卒年。
弘長三年(1263)九月大廿六日 入道陸奥五郎平實泰法名淨仙卒五十六。
弘長三年(1263)十月大十日 今日晩景。正五位下行石見守大江朝臣能行卒。年。
弘長三年(1263)十一月小十日 前加賀守從五位下藤原朝臣行頼卒年卅四。
弘長三年(1263)十一月廿二日 入道正五位下行相摸守平朝臣時頼御法名道崇。御年三十七於最明寺北亭卒去。
文永二年(1265)二月小九日 丑尅。笠間前長門守從五位上藤原朝臣時朝卒年六十二。
文永二年(1265)三月大廿二日 太田民部大夫從五位下三善朝臣康家卒五十四。
文永二年(1265)閏四月小七日 遠江四郎平政房卒。
文永二年(1265)七月小十八日 前三河守正五位下淸原眞人教隆卒年六十七。于時在京。
文永二年(1265)十月小二日 筑前守從五位上藤原朝臣行泰法師法名行善卒年五十五。
文永三年(1266)四月小八日 前左兵衛督正三位藤原朝臣教定卒。日來所煩瘡也。