吾妻鏡入門第十七巻

建仁元年(正治三年)辛酉(1201) 各頁のを押すとこの頁へ戻ります

正治三年(1201)正月大 頼家の的始めと椀飯 御所で般若心経会           読下し・現代語完了

正治三年(1201)二月小 尊暁鶴岡別当就任 越後平氏城長茂蜂起するが宣旨をえず 改元 読下し・現代語完了

建仁元年(1201)三月小 越後平氏 城長茂滅ぶ。千葉介常胤卒            読下し・現代語完了

建仁元年(1201)四月大 越後平氏 城小太郎資盛越後で蜂起す 佐々木盛綱追討に出発 読下し・現代語完了

建仁元年(1201)五月小 資盛の姨母、坂額御前活躍するが足に矢を受ける      読下し・現代語完了

建仁元年(1201)六月大 坂額御前、鎌倉へ連行される。阿佐利義遠願って板額を嫁に貰う読下し・現代語完了

建仁元年(1201)七月小 頼家、百日の蹴鞠を始める 豊嶋右馬允朝經土佐の守護に任命 読下し・現代語完了

建仁元年(1201)八月大 台風によって、鎌倉中被害にあう 鶴岡の回廊、八足門倒れる 読下し・現代語完了

建仁元年(1201)九月大 頼家、蹴鞠に夢中、闘犬を飼う 泰時取巻きに諫言を進める  読下し・現代語完了

建仁元年(1201)十月大 泰時 頼家の怒りを警戒して伊豆へ下向する 回廊八足門上棟 読下し・現代語完了

建仁元年(1201)十一月小 蹴鞠、佐々木経高入道、頼朝の月忌に供養をする、政子参加 読下し・現代語完了

建仁元年(1201)十二月大 頼家左衛門督を辞表す 佐々木経高領地を少し返される   読下し・現代語完了

建仁二年壬戌(1202)

建仁二年(1202)正月小 新田義重卒 大地震 頼家蹴鞠に夢中 政子に怒られ中止   読下し・現代語完了

建仁二年(1202)二月大 頼家正三位に。政子、義朝の沼間の宅を寿福寺に与える    読下し・現代語完了

建仁二年(1202)三月小 京の舞女微妙、父を探しに鎌倉へ、頼家の漁色から政子が守る 読下し・現代語完了

建仁二年(1202)四月小 掃部頭親能の亀谷の屋敷で蹴鞠をするが風が強くて      読下し・現代語完了

建仁二年(1202)五月大 頼家、早川庄を中分し、総地頭土肥遠平を退け箱根神社へ寄付 読下し・現代語完了

建仁二年(1202)六月小 政子蹴鞠を見る 鼓判官知康、北條時連の名をけなし政子怒る 読下し・現代語完了

建仁二年(1202)七月小 頼家、伊豆へ狩猟に七泊八日                読下し・現代語完了

建仁二年(1202)八月大 舞女微妙父の死に堪らず出家、彼氏の古郡怒って坊主を叩く  読下し・現代語完了

建仁二年(1202)九月大 伊豆、駿河へ狩猟に行き、新田四郎忠常の宅に遊ぶ      読下し・現代語完了

建仁二年(1202)十月大 頼家、御所に松を立てさせるが、行景良悪を云って御家人怒る 読下し・現代語完了

建仁二年(1202)閏十月小 頼家、守護人の新しい雑務要求を禁じる(新規労働奉仕禁止) 読下し・現代語完了

建仁二年(1202)十一月大 善哉(後の公暁)初めて八幡宮へお参りをする       読下し・現代語完了

建仁二年(1202)十二月大 鷹場見の帰りに鼓判官知康古井戸に落ちて、小袖二十を貰う 読下し・現代語完了

建仁三年(1203)癸亥

建仁三年(1203)正月小 頼家の子一万、八幡宮へお参り、巫女の占いで継げないと   読下し・現代語完了

建仁三年(1203)二月大 実朝八幡宮へお参り、八幡宮に前に焼けた五重塔を建てようか 読下し・現代語完了

建仁三年(1203)三月小 八幡宮と永福寺で一切経供養。頼家にわかに病気すぐ治る   読下し・現代語完了

建仁三年(1203)四月大 河野通信は、もとの様に河野水軍支配許可の御教書を賜はる  読下し・現代語完了

建仁三年(1203)五月小 阿野全定謀反容疑で逮捕 妻阿波局を要求するが政子断る   読下し・現代語完了

建仁三年(1203)六月大 駿河の狩で和田胤長新田忠常洞穴へ入る 阿野全成誅さる   読下し・現代語完了

建仁三年(1203)七月小 八幡宮で鳩が死ぬ 頼家にわかの病気 阿野全成の息誅さる  読下し・現代語完了

建仁三年(1203)八月大 相続を頼家息一幡と千幡(実朝)とに分ける         読下し・現代語完了

建仁三年(1203)九月大 比企能員暗殺され、比企一族滅亡す             読下し・現代語完了

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