吾妻鏡入門第四十四巻  

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吾妻鏡第四十四巻 甲寅 建長六年 乙夘 闕帖

建長六年(1254)正月小 元旦椀飯時頼 二日足利政義椀飯 三日北条重時椀飯 町屋火事 読下し・現代語完成

建長六年(1254)二月大 二所詣代参 火事 近衛基平元服 大慈院隆弁に 24日結城朝光没 読下し・現代語完成

建長六年(1254)三月小 時頼般若経奉納 実時母没 北条時茂小侍所へ 金星と木星が近づく 読下し・現代語完成

建長六年(1254)四月小 雨天の祭りは可 聖福寺に鎮守を12社 西国地頭は新義非法停止 読下し・現代語完成

建長六年(1254)五月大 人を質入れたのは倍返し処理で停止 流鏑馬の最中乱闘死者出る 読下し・現代語完成

建長六年(1254)閏五月小 時頼武芸の廃りを嘆き將軍前で相撲を取らせる 将軍弓を射る 読下し・現代語完成

建長六年(1254)六月大 安達義景一周忌 泰時十三回忌 騒動御所到着者名簿作成時頼覧 読下し・現代語完成

建長六年(1254)七月大 二十年来の大風家屋倒壊 稲損耗 放生会供奉人決めるが逃げる 読下し・現代語完成

建長六年(1254)八月小 秋の彼岸に法華殲法 鶴岡八幡宮放生会 時頼風邪で蟄居    読下し・現代語完成

建長六年(1254)九月大 雨による被害防止に雨の止む祈りを前浜で七瀬祓へ席順でもめる 読下し・現代語完成

建長六年(1254)十月大 下部乗馬禁止 人身売買禁止 炭等の値上げ禁止 押買迎買禁止 読下し・現代語完成

建長六年(1254)十一月小 熊野訴訟代納を米納に 近習公事免除 大地震 足利義氏卒65 読下し・現代語完成

建長六年(1254)十二月大 引付衆増員 染め鞦故事注進 側近にも官途を 騎馬の共禁止 読下し・現代語完成

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