吾妻鏡入門第廿三巻

建保五年丁丑(1217)十月大

読下し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 はれ　　 あじゃり　くぎょう　　つるがおかべっとうしき　ぶ　　　　ののち　　はじ　　　　しんぱいあ
建保五年(1217)十月大十一日乙夘。�ﾘ。阿闍梨公曉、鶴岳別當職に補さる之後、始めて神拝有り。

また　 すくがん　　よっ　　　　きょう　 いご　いっせんにち　 ぐうじ　　さんろうせし　 たま　　べ　　　　　うんぬん
又、宿願に依て、今日以後一千日、宮寺に參籠令め給う可きと云々。

現代語建保五年(1217)十月大十一日乙卯。晴れです。阿闍梨公暁は、鶴岡八幡宮の筆頭職に任命されて初めて神様へのお参りをしました。又、願を込めてお願いしたいことがあって、今日から千日のお籠りをするんだそうな。

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