吾妻鏡入門第廿一巻

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建保元年（建暦三年）癸酉(1213)　十二月六日改元(1213)

一、和田義盛叛逆朝夷名三郎義秀破門事　一、三井寺燒失事　一、小河法印忠快行六字河臨法事　一、將軍家〔實朝〕擬入唐事

建暦三年(1213)正月小　実朝二十二歳　正月垸飯　大江広元、義時、時房、義盛の順　　　読下し・現代語完了

建暦三年(1213)二月大　泉小次郎親平の謀反発覚　澁河兼守和歌を荏柄天神にあげ助かる　読下し・現代語完了

建暦三年(1213)三月大　義盛実朝に直訴息子二人助かる無罪　胤長陸奥へ配流　屋地義盛に読下し・現代語完了

建暦三年(1213)四月小　義盛に預けた胤長の屋地を義時取上げる　朝盛出家連れ戻される　読下し・現代語完了

建暦三年(1213)五月小　和田合戦　和田一族 横山党 土屋 山内 渋谷 毛利 鎌倉党等 謀反 読下し・現代語完了

建暦三年(1213)六月大　栄西權僧正に任命される。燒失した幕府の再建を検討する　　　　読下し・現代語完了

建暦三年(1213)七月小　和田義盛与党の冨田三郎怪力で救われる　義盛妻恩赦に浴す　　　読下し・現代語完了

建暦三年(1213)八月小　新造の幕府へ引越し　黄蝶群れ飛ぶ　大江広元の娘六才死す　　　読下し・現代語完了

建暦三年(1213)九月大　永福寺別当經玄死す　長沼宗政重忠遺児を捕えず殺して実朝怒る　読下し・現代語完了

建暦三年(1213)閏九月小　長沼宗政兄のとりなしで許される　土肥惟平義盛与党で処刑　　読下し・現代語完了

建暦三年(1213)十月大　京都朝廷からの臨時の公事、大江広元の無視の意見を実朝諌める　読下し・現代語完了

建暦三年(1213)十一月大 定家から万葉集を送られ、定家の荘園地頭の横暴をを止めさせる 読下し・現代語完了

建保元年(1213)十二月大 六日改元建保元年に 実朝鎧の新調を諫める 政村元服加冠は義村 読下し・現代語完了

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